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2008年08月

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ムービング


Thunder Storm といわれていますがさっぱり雨の気配がありません。
結局昨晩は雨も降らず、昼間はむしろ陽が出てきて変わらぬ暑さが続いていました。
今日も日射しが強くて暑そうです。こちらにも残暑があるんですね。

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そうそう、ちょっと時間があいてしまいましたが先日日本からうれしい便りが届きました。
Mさん、I さん結婚おめでとう。考えてみたら僕のアパートからそんなに離れていないですね。帰国したら新居にズケズケと遊びに行きますので素敵なおもてなしをどうぞよろしくお願いします。
ついででアレなんですが僕の親戚からもおめでたいお知らせが。彼ももう30代目前の立派な社会人です。ついこの前まで高校生だと思っていたのに結婚とはビックリします。う~ん。
とまれ、あわせてお祝い申し上げます。

僕の方は今のところその点はさっぱりですが、前回のレベル表によればとりあえず イケテるかも? に上がったので良しとしましょう。多分。きっと。

そんな今日この頃、みなさまお元気でしょうか?
今回はちょっと 日付もねつ造して 連続でお送りしております。

唐突ですが、先週の土曜日に dormitory 、つまり寮を変更しました。
今は New Yorker を離れて Kolping という寮で暮らしています。
もともと始めからこの Kolping に滞在する予定だったのですが、空き部屋の関係で始めのうちだけ New Yorker に暮らしていたのは以前に書いた通りです。

今度の寮は繁華街から少し離れた Upper East Side。Central Park の東側で 88th St. between Lexington Ave. & 3rd Ave. にあります。はい、the Metropolitan Museum of Art のすぐ近くです。
この界隈は比較的高級住宅街のようで端正な町並み。Mid Town とはまた違った趣があっていい感じです。こういう所を知ると汚い汚いと言われている New York の見方も変わります。
ただ、夜は割合真っ暗になりますから、New Yorker 周辺に比べると多少用心しないといけません。
繁華街はなんだかんだで人がいますから存外安全だったりしますが、こちらはめっきり人通りが減ります。特に Central Park 周辺は夜一人で歩いてはいけません。
ダメ、絶対。な感じ。よう知らんけど。

とまれ、新しい寮がどんな部屋かといいますとこんな感じ。

DSCN5111.jpg


狭~いです(笑。
いかにも学生寮という案配。建物自体も New Yorker に負けず劣らず年期が入っていますから、なかなかボロっちい感じ。
というより ボロいです



古い建物だけに 冷房はありません
なにか申しわけ程度に扇風機っぽい装置が窓の所に取り付けてあります。
一応送風・排気をスイッチで切り替えられる優れもの……、なんでしょうかね。

DSCN5148.jpg


「しかしこれをつけていると窓が閉まらないから冬場は相当寒いのではなかろうか? 」
と、訝しんでいるとあっさり窓から外れました。へえ、便利。…………なのかな?
良く分かりません。

けれどもまあ、こんな風に撮ってみると気のせいか、何かしらちょっとおしゃれな感じがしなくもなくはありません。多分。きっと。

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あ、ちなみにスタンドが上向いてますが、間接照明にするためです。
いえ、下を向けると近すぎて 熱い熱い 。困ったものです。


窓ぎわにはこれまたごっついヒーターが無造作に置いてあります。
こちらはボイラー式のようで、スイッチらしきものがありません。冬場は勝手に暖かくなるようです。恐らくは。

DSCN5149.jpg DSCN5171.jpg

割合控えめな作りですがこれだけで足りるんでしょうかね。
部屋の窓は南東側に面していますから、陽が差せば随分暖かくなりそうな気はします。
冬までのお楽しみ。


一応クローゼットと引き出しがついているので、収納は問題なし。
ですが、このクローゼットがまた妙な感じで手作り風味が満載です。

DSCN5156.jpg

この穴が把っ手で、こちらがロック。

DSCN5174.jpg DSCN5173.jpg

上の方にもう一つついていますが、なぜか扉がびくともしません。

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いい味だしてます



部屋の扉はこんな感じ。
この把っ手は動きません。ただの把っ手で鍵穴も飾り。鍵は上についてるこれだけ。

DSCN5175.jpg DSCN5159.jpg

いい感じです


ちょっと防犯面で心配になりますが、大丈夫。
この寮もエントランスに鍵がかかっていますから、関係者以外は中に入れません
また、エントランスのすぐ横には 管理人が常駐 していますからさらに安心。
もちろん、部外者はインターホンを使えば中に入れます。
エントランスの横にあるボタンを押すと、特に声をかけなくても勝手に扉を開けてくれますから、鍵を忘れても安心です。
たまに荷物が多かったり暑かったりするとエントランスも開きっぱなしで大変開放的ですから、何の気兼ねもありません。

…………。


大丈夫か? ホントに。



ところで扉の側にはなぜがインターホンがついてます。使えるんでしょうか。使っているんでしょうか。気になります。今度管理人に聞いてみましょう。

DSCN5151.jpg


インターホンといえば、窓ぎわにも妙な装置がひとつ。

何かと思ったら電話線でした。昔の電話線はこんな感じだったんでしょうね。
蓋の部分のギミックがたまりません。いいなあ。

DSCN5169.jpg DSCN5170.jpg


とまあ、こんな感じで多少狭いのはアレですが、総合的には大体良いのではないかと。
というよりご存知のように、こういう大ざっぱで味のある雰囲気は 大好物 ですから。ええ、ええ。
また、やはりこちらも天井が高いおかげでそれほど窮屈ではありませんし、妙にこぎれいな所よりも随分落ち着きます。

ちなみにシャワーとトイレは共用。これはどうかと思いましたが、それほど混むこともなく、今のところ不自由はありません。もしかしたら冬場はかなり寒いかもしれませんが、それはまあ成り行きで。

そんな素敵にボロッちい Kolping 。普通に良いところもちゃんとあります(笑。

まず、Week Day に1日1食付いてきます
これはかなり大きいです。なんだかんだで New York はきちんとした食事をしようと思ったら少なくとも 10~20ドル は必要です。日本円にすると大体 1000~2000円強 。ランチタイムでもこんな感じ。なかなか高く付きます。というか高過ぎ。

何がそんなに高いのか。メニューの金額自体は10~15ドルしない位。安いものなら10ドルも切るくらいですが、そこに Tax とTip を加えないといけません。
例えば10ドルの食事で、Tax が 8.54% 。プラス Tip が ダブルTax または最低でも15%分必要です。トータル13ドルくらい。わ~い。
何か飲み物でも頼もうものなら、実質的には1食20ドルくらい見ておかないとちょっと困ることになるでしょう。万一足りなかったときを考えると、やっぱりカードは手放せません。

さすがにランチで1食1,400円近くというのはやっぱりちょっと尻込みしてしまいますから、何か約束でもない限り、普段外で食べる場合はデリかファストフードが多くなります。
こちらは Tip は必要ないものの、それでもやっぱりなんだかんだで7~8ドルくらいのもんですから3食しっかり食べようと思ったらなかなかの出費です。

DSCN2967.jpg

ちなみに McDonald's はほとんどこっちと同じでした。値段も同じくらいでしょうか。Tax の分割高かもしれません。あとポケモンは付いてきませんので念のため。
Wendy's は同じようですが、BurgerKing は日本の方が美味しいかも。そんな案配。

なにかだまされたような気分になりますが、ご存知のようにサービス業は低賃金
彼らにとって Tip がほとんどの収入源となっていますから仕方ありません。
しかしそんなウェイターも、人によっては 月に10,000ドル近く稼ぐ そうですからなんだかエライことになってます。
う~ん、仕事をしたくなりますな。I-20 VISA なのでダメだけど。

そんなわけで Week Day だけとはいえ、1日1食付いてくるのはなかなか重要なのでした。
食事は昼か夜、1階の食堂で食べられます。毎週月曜日に黄色いカードをもらって、いつ食事が必要か日付とサインを記入して、週の最初の食事時にスタッフに渡すと1週間食べられるのです。
ちょっと予定していることがあって倹約しているものですから、この食事はまことにありがたいことこの上ない。そうでなくともこの前のような急な出費が起こらないとも限りませんし。
意外と毎日腹一杯食べられてます。ありがたいなあ。

意外といえば意外なことに、Kolpig には Wi-Hi が入っていて、無線LANを使って部屋でインターネットを使えます。しかも Free 。インフォメーションにもネット環境のことは書いてありませんでしたからこれは非常にありがたい。
何より、最近 Listening の練習で使っていた BBC などのネット放送を聞けるので助かります。
いえ、まだまだボキャブラリーが少ないので聞いててもほとんど分からないのですが耳慣らしにはかなり役立ちます。おかげでクラスメートの発音なども少し聞き取りやすくなってきました。これ大事。
たまに回線が混雑して遅いときもありますが、大旨良好。回線速度も比較的早いですからさほどのストレスもなく、こうしてブログも更新できているわけです。

そんな Kolping。食堂で知り合った Korean の話によると、正確には学生寮ではなく、本来はドイツ系のキリスト教系施設で、実際ドイツ系の人たちがたくさん住んでいるそうです。
また、廊下でかなり年配の方達にたびたび会います。ちょっと不思議に思っていましたがおかげで納得できました。
この Korean がなかなかの好青年。英語のレベルもかなりのもので、聞いてみると同じ語学学校で Proficiency クラス。つまり超イケテるネイティブ並みの英語力です。おまけにインターンシップで午前中は病院の介護関係でアシスタント。午後から学校というハードスケジュール。
道理でうまいわけだ。
はてさて、あそこまでのレベルになるにはいつまでかかることやらと、ちょっと遠い目をしてしまいますが、まあうらやんでいても仕方がありません。
できることからコツコツやりましょう。

そんなわけで、今の寮にもいくらか慣れてきたところ。
この2週間で引っ越しも試験も無事終わりましたから、学校が終わるまで環境面での心配は一切なくなりました。
前回も書きましたが、あとはしっかり勉強して、他にもいくつかやってみようと思ってます。
その話は追々ということでひとまず。


そんな感じ。







イケテル?


しばらく涼しかったのですが、夜に雨が降ったせいか少々蒸し暑い感じです。
昨晩もひどく雨が降り、今日も引き続き夜には Thunder Storm がやってくるらしい。
そんな気配もありませんが果たしてどうでしょう。

Thunder Storm と書くと何だかエライ事になりそうですが、要するに雷雨というかどしゃぶりというだけですから、出かけなければ何ということもありません。
とはいえ、アメリカ南部では大型の台風「グスタフ」が接近していて、各地に警戒が呼びかけられている模様。

3年前に猛威を振るった「カトリーヌ」同様、勢力の強い台風の様です。
大統領選が間近ということもあり、政府も早い段階で非常事態宣言を出しています。「グスタフ」は週明けにも本土を直撃する気配。「カトリーヌ」後の防水対策の真価が問われるかも分からない、と、地元筋のお話。
奇しくも月曜日は共和党大会で大統領候補が選出されます。被害の規模によっては選挙にも少し影響するかもしれません。知らんけど。
もっとも、ニューヨークは随分北の方に位置していますから、今回の雨くらいでそれほど影響はなさそうです。
ああ、でもそういえば、クラスメートが今日からマイアミに遊びに行ってるはずでした。大丈夫でしょうか。ちょっと心配になります。

DSCN5147.jpg



そんな案配ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょう。
日本も随分雨が降っているようですね。お元気でしょうか。

ところで学校には、アジア、アフリカ、中東、中南米、ヨーロッパ、ロシアなどなど、色々な国の人がいます。
以前にも少し書きましたが、語学力に応じてレベルが分かれています。

超イケテる! → Proficiency
イケテる!  → Advanced
イケテナイ? → Higher Intermediate
イケテるかも?→ Intermediate
イケテる?  → Lower Intermediate
イケテな~い → Elementary


という感じで、ヨーロッパ、ロシア等、欧米系の人たちは総じてレベルが高い様子。
ほとんどが少なくとも Intermediate クラス以上で、日常会話ならそれなりにこなせる程度の語学力があります。
僕のクラスは「Lower Intermediate」という初級クラスということもあり、半分くらいがアジア系で、僕はどちらかといえば イケテない方 です。

そんなイケテない自分ですが、今週のなかばにレベルテストがありまして無事に終了。
どうにか次のレベルに上がることができました。ああ良かった……。

基本的に10週単位で各レベルの授業がひととおり終了します。
その際、次のレベルに上がるためのレベルテストに合格すれば、新しい項目の授業を受けられるようになります。
要するに進級テストなのですが、8月からテストの方式が変わり、従来の筆記試験だけでなく、Listening 、Speaking が加わり、ちょっと難解になったともっぱらの評判。
「どうして急に変えたんだ!」と生徒からは大変不評です(笑。

確か TOEFL の試験が Reading 、Listening 、Speaking 、Writing の4項目でしたから、その形式に合わせたのかもしれません。困ったものです。
とはいえ、同じレベルにとどまるのももったいないので、この2週間、Listening 、Speaking を中心に勉強していました。
読み書きからそちらに重点を移そうと考え始めていたこともあり、丁度良いと言えば丁度良いような気がしなくもなくはありません。
どっちだ。

以前に少し書いたかもしれませんが、僕が受講しているコースは「Intensive Academic Semester」というコース。直訳すると「半期徹底専門講習」みたいな感じでしょうか。
要するに 半年間みっちり勉強やんなさい というもの。
Semester の場合、受講期間はきっちり20週。つまりぴったり2ターン分の日程しかありません。
予算や日程の関係で僕は延長できませんので、今回逃すと授業に遅れてしまいます。
しかも 一度受けると2週間後まで受けられない というオマケつき。
さすがに少し緊張しました。
何せこうした試験を受けるなんて、入社試験以来ですからもう遠い昔のお話です。
毎週月曜日にテストがあるものの、そちらは復習のようなもの。
むしろ自分の理解度を確認できますから割と好きなのですが、こういう進級試験は少々やっかいなものです。とはいえ、まあ仕方がありません。

このレベルテスト、テストの内容は Reading 、Listening 、Speaking 、Writing の4項目。Reading には Grammar も含まれるので実質的には5項目と言えます。
試験は Internet Explorer 7 を利用したブラウザ形式といいますか、要するに全てパソコンを使います。
Listening 、Speaking の問題もパソコンで、ヘッドセットをつけて聞いたり話したりします。う~ん、てっきり面接のようなことでもやるのかと思いましたよ。

所要時間はあわせて大体90分。
途中までは選択問題になっているため、試験終了後、即座に集計。最終画面に点数が現れます。
後半はテーマにあわせて答える問題が多いため、自由度が高いこともあり、さすがにここでの集計はありません。後から先生たちがチェックするようです。
テストの合格レベルは 80% 。僕はこの時点でジャスト80%でしたのでかなりギリギリな感じ。
便利な世の中ですが、正直 ヘビの生殺し といいますかなんというか。
かえって気になって夜も眠れません(笑。
ちょっとやな感じ。

ちなみに各項目に入る前に解答方法などの説明書きがありましてつらつら読んでから、ポチッと画面の continue ボタンをクリックすると試験が始まるのですけれど、Speaking のところで知らない単語がいくつかあって、やり方が良く分かりませんでした(笑。
さすがにテスト中ですから辞書は使えません。
これも試験の一環 といえばそうなのでしょうが、何かが理不尽なようなそうでないような。
実際、問題そのものよりも操作方法が良く分からず難渋した方も多いようで、あらかじめもう少しインフォメーションがあっても良いように思います。
監督官の先生は「ああ、そこは重要じゃないから飛ばしても大丈夫だよ」とやさしく笑いかけながら教えてくれましたが、すごく重要だよ!
と、突っ込みたくなる気持ちを抑えつつ「はい、大丈夫で~す」ってな感じで答えておきます。どうやら説明の部分は時間にカウントされないようですから、気にせず読み続けます。
結論としては やっぱり重要でした(笑。

それとは別に、改めてボキャブラリーの足りなさにビビりました。Grammar 自体はさほど複雑ではないのですが、分からない単語が多く、なんとな~く意味が分かる程度。
そのことが最終画面の点数にはっきり影響していました。
なんとな~く答えた部分は全滅っぽい感じ
いやあ、思っていたよりできないものですね。

そんなこともあり、ちょっと厳しいかと思っていましたから、どうにかパスできてひと安心。
なんとか来週から次のクラスに移れます。ああ良かった。

ついでに午後の授業から午前の授業に移動することにしました。
もともと午前中が希望だったものの、時期的に人数が多いためだかなんなのか、最初は午後からのスタートになっていました。
希望を出せば変更もできたのですが、そのクラスの先生が分かりやすくて良かったため、前半は午後のままにしていたのです。変えて分からなくなるのも困りますし。
とはいえ、午後1から夕方の6時過ぎまで拘束されますから、どうしても時間の使い方が難しくなります。勉強するにもどこかに行くにも半端な感じ。
少しやりたいこともあるのでこれを機会に変更を申し込みました。
変更が受理されると翌週学校の掲示板に新しいクラスが発表されます。

ついでのついでに選択科目もひとつ変更。
現在選択科目を2科目とっていて、ひとつは Conversation で会話の授業。もうひとつは Pronunciation 、つまり発音の授業ですが、こちらの発音の授業を Conversation に変えました。試験用に発音を直したかったのでとってみたものの、やってみるとちょっとなんというか……という感じ(笑。
先生にもよるんでしょうが、これなら会話の方が良いですから変更します。
ちなみに選択授業はインターネットのサイトから申し込みます。こちらは受理されるとメールが届くので翌日にははっきりします。

最近この試験が気になってあまりどこかに行くということもありませんでした。後は最後の Leaving Test のみですから、これでしばらく安心して他のこともできます。
うまいこと来週から午前中に変更できれば言うことはありません。色々予定が頭をまわります。



と、ここでひとつメールが。
何々。選択科目について? 変更は完了しましたが、午後のクラスです。だって。
う~ん。まあいいか……。


そんな感じ。


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フシブシ


先週はひどい雨が続きました。
昼間はカラッと晴れているのに、突然モコモコと暗雲が立ちこめ、ゴロゴロッと空が鳴り響いたかと思うと、あっという間にビシャビシャと大粒の雨が降ってくる。
そんな案配の空模様が続いた一週間でした。

ところが、今週に入って気候が一変、妙に涼しくなり始めました。
午後はそれなりに気温が上がるのですが、午前中は半袖だと少し肌寒いくらい。
たまたま涼しくなったのかと思いきや、「気候が変わり始めたのでこれからは薄手の上着を持ち歩く方が良いよ」と、先生が話していました。
今年の夏は終わりのようです。
いわれてみれば、空の様子も清々しい感じ。陽射しも突き刺さるような刺々しさが薄れ、心持ち柔らかくなったような気がします。

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そんな季節の変わり目を迎えたニューヨークからお伝えしております。
皆様毎度お元気でしょうか。
さて、早いもので学生生活も間もなく折り返し地点。
僕の方も色々変化がありそうです。

というかなんというか、電子辞書を壊しました。


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あ~…、文字通り破壊されております。はい。

実は昨晩暴漢に襲われた わけではなく(← Not funny... )、壊してしまったと言いますか。
いえ、いつでもどこでも気になった言葉をすぐに調べられるよう、普段からズボンのポケットに入れて持ち歩いていたのですけれど、昨日、座る時にやってしまいました。
何といいますか、ポキッと、心地よい音がきこえまして。ええ、ええ。

え~……・? と、恐る恐る辞書を開いてみると、
ヒビの入った液晶画面に夢のような虹色の模様 がみるみる広がってゆきます。
それはそれは幻想的な情景で、そのあまりの美しさに僕の意識はぼんやりと霞みながら、陶然とした恍惚の境地に誘われるのでした。

てなこともないのですが、授業の直前だっただけにちょっぴり焦りました。
まあ分からない単語は先生やクラスメートに聞けば良いし、授業はどうにかなりますがショックはショック。

あまりのことに、
「これはもう辞書に頼るなという何かのお告げなのかもしれない!!」
などとちょっぴり血迷ったりしましたが、まったく辞書がないというのはさすがにどうも。
実際その方が身に付くような気もしますが、オイチャンにはちょっとシンドイです。

そんなわけで、新調しました。電子辞書。高いですね。電子辞書。う~ん。


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いえ、普通の辞書にしようかとも思ったんですけれど、普段持ち歩くにはかさばるし不便。さんざん迷ってやはり電子辞書を選びました。

「まあ、大事に使えば長く使えるし!」……などと自分に言い聞かせながら止むなく購入。やはり予想外の出費でちょっぴり気が遠くなります。
近ごろ少し倹約していたのですが、その分きっちり取り戻しました。う~ん……。


購入したお店は 紀伊国屋ニューヨーク店
以前はロックフェラーセンターの周辺にありましたが、最近移転したようで、現在はブライアントパークの目の前、42th St. 6th Ave. にあります。

一応 BEST BUY など、家電専門店をいくつかまわったのですが、やっぱりどこに行っても見つかりませんでした。そもそも、Electoronic Dictionary の需要自体がほとんどないようで、店員も物自体は知っているものの、お店での取り扱いはありませんでした。

言われてみれば、電子辞書を使っているのは日本人や韓国人、中国人などのアジア系の人ばかり。
欧米系の人たちで電子辞書を使っている姿を見たことはありません。
以前、クラスメートのスペイン人に、「どうしてみんな電子辞書なの?!」と聞かれたことがあります。
こちらこそ便利なのにどうして一人も持ってないの? と思うのですが、その理由は皆目見当もつきません。何かしら民族性のようなものを感じます。ホントか?

とまれ、買ってきたのは良いものの、なんだかやっぱり使いづらいです。
一番困るのは字が小さいことでしょうか。
ちっちゃっ!! と叫びたくなるくらいちっちゃくて困ります。
みなさんこれで大丈夫なんでしょうか。
それとも少し老眼が入ってきてるんでしょうか……
オイチャンちょっと心配になってきました。
桑原桑原。

ただまあ、今度の辞書は発音機能がついているので Pronunciation の練習には役立ちそう。選択肢自体が少なかったし、慣れるまでは仕方ありませんね。

しかし残念なのは、前の辞書。
出版社にいた頃に購入しましたから、もう10年近く使っていました。
買った物は壊れるまで使いたおす性分ではあるものの、使い慣れた道具が実際に壊れてしまうのはさびしいものです。
特にこの半年間は常に持ち歩いていましたから、尚更だったりします。
何よりもそのことが残念です。う~ん。

液晶は壊れやすいんでしょうね。って当たり前か。
今回の辞書は液晶側の筐体が金属製で頑丈そうですからちょっと安心です。
結構そういうクレームが多かったのかもしれません。
もっともキーボード側はプラスチックですから、やっぱり気をつけなくては……。


いやあ、しかし、何といいますか、少々波乱の予感。
というのも、ニューヨーカーでの滞在は本日までで、明日の朝、別の寮に転居するのです。他にも来週レベルテストだったりなんだりで、もろもろ節目を迎えております。
加えて今回の辞書だったりなんだり。この前の記事は何かの前フリだったんでしょうか。
桑原桑原。
こういう時には色々あるようですから、こちらもあわせて気をつけなくては。

皆様もお気をつけください。ええ、ええ。


そんな感じ。


DSCN5042.jpg






ヨワリメニタタリメ


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最近少し余裕がでてきたのでちょっと制作めいたことを始めました。
せっかくニューヨークにいるんだからどっかに行かなきゃとも思うのですが、やりたいものは仕方がありません。で、午前中、ちょっとうまくゆかない作業があって、少し気分転換をしようと洗濯をしました。
洗濯機がまわっている間、いったん部屋にもどり、ぼんやり考えごとをしながら、同じフロアにあるダストシュートにゴミを出しに行きます。
バタンと部屋の扉がしまったその時……。
ハッ! やってしまった!
……鍵を中に置きっぱなしでした。

扉はオートロックで、ちょっと部屋を出るのでも鍵がないと入れません。
今日は日曜日ですから、管理事務所が開くのは午後から。結構時間があります。
おまけにフロアのエントランスにもロックがあって、部屋の鍵と共通になっていますから、時間つぶしにおもてに出るわけにもゆきません。困った。
廊下には防犯カメラがついていますし、ブラブラしているのも微妙です。そのまま事務所の前で職員が来るのを待つより仕方がありません。
40分くらい待って合鍵をもらい、部屋に戻ります。もう洗濯は終わっている頃です。
今度は鍵を忘れずに、寮の地下にあるランドリーへ洗濯物を取りにゆきました。

まあ、考えをまとめるには丁度良かったかもなあと、洗濯物を持ち帰りながら部屋に着くと……
今度は鍵が使えません。
えっ? なんで? エントランスでは使えたのに!

今日は日曜日。事務所に戻ると新入居者の行列ができていて、結構時間がかかりそう。
仕方がないのでちょっと買い物をして戻り、カードキーを再設定してもらってようやく部屋に戻りました。

ああ良かったと、ほっとしたのもつかの間、携帯電話が鳴ったのであわてて取ります。知人からの電話だったのですが、地下にいるのかすごいノイズでちっとも聞き取れません。
「ゴメン。ノイズがすごくて聞き取れないから切るよ。」
みたいなことをなんちゃってな感じの英語で伝え、しばらくしてかけ直しましたが何だかちっともつながりません。仕方がないのでボイスメールで伝言しました。しかし何しろ僕の発音はまだまだアレですから、録音した伝言を確認すると、それはそれはもうひどい有様……。
というわけで念のためテキストメールも送りましたが 一向にかかってこない。
電話をかけてもつながらない。
……えええっ!? なんで!? 困った……。

とまあ、そんな次第で電話を待ちながらこれを書き始めたわけでございます。
弱り目に祟り目とはよく言ったもので、今日はなんだかついていません。

そんな案配ではありますが、皆様いかがおすごしでしょうか?
こっちの気候はこんな感じです。


DSCN4663.jpg DSCN4378.jpg DSCN4434.jpg


近ごろちょっと忙しかったものでこちらの更新が滞っておりました。
こんなブログでも連日アクセスしてくださる方がチラホラいてくださいますから、もうちょっと頑張ります。ありがとうございます。頑張ろう神戸(←古)、頑張れ自分。
ちなみに、本家のサイトもなんとな~く更新されていますから、よろしかったらそちらもご覧くださいまし。と言ってもホントにちょっとでアレなんですが。

さて、それはともかく。
いささか唐突ですが、そんなわけで前説にも出ていたように、こちらで携帯電話を購入しました。
先日と言っても買ってからひと月近くになります
時間がたつのが早い早い。
正直あんまり電話をする用事もないので携帯が必要ではなかったのですが、クラスメートなどに携帯の番号を聞かれたり、また、今の部屋には電話がついているのですが、次の寮には電話がなかったりするものですから、やっぱり購入することにしました。
ちなみにこちらでは携帯のことを Cellphone と呼びます
どうでもいいですね。ええ、ええ。

近ごろ所用で日本に電話をかけないといけないことがありまして、たまに国際電話を使ったりします。国際電話については携帯とは別に Skype の契約をしました。ネットで通話できるアレですね。
ご存知のように Skype 同士なら通話は無料。通常の電話宛にも月額700円でかけ放題。
時間を気にせず話せるので、日本に用事があるときはそちらを使っています。便利な時代になったものです。

閑話休題。

購入したのは Virgin が販売しているプリペイドフォンです。
けれども決めるまでには紆余曲折がありました。

こちらの携帯端末は総じて安く、大抵は50~100ドル程度でそれなりの機種が手に入ります。新規購入であれば端末価格が FREE のものもありますから、購入に関しては日本よりもよほど経済的かもしれません。
先日発売された iPhone は210ドル。機能や日本の端末価格で考えるとかなり安いと思いますけれども、アメリカではどちらかというと高級機種になってしまうのでした。

ただ、そうした通常の機種は最低1年以上の契約が必要です。しかも Social Security Number(社会保障番号、略称SSN)がないと電話会社と契約できないのです。

ご存知かもしれませんが、アメリカでは戸籍のかわりに SSN を使って国民の税金や保障制度を管理しています。この SSN、公共機関がアメリカ国内で唯一発行する身元保証書になるため、アパートや携帯電話など、何か契約をする時は必ず提示するよう求められます。

現在就労ビザを持たない僕のような一時滞在の外国人は、SSN を取得できません。その場合、保証金を払えば契約できるものの、その保証金がもうべらぼうに高いのです。
機種本体・プラン料金と別に300~500ドルくらい。
ものによっては 1,000ドル とか。うは~。
一応解約時に返してもらえるそうですが、その手続きがもう大変で大変で、保証金返還手続き代行業者まで存在するようです。えらいこっちゃ。

そうそう、こちらではやたらとスマートフォンを見かけます。
iPhone 以外にも SAMSUNG などの機種が、各社から色々発売されています。
ニューヨークに限った話なのかもしれませんが、ビジネスマン風の人から、どう見ても学生だろという年代まで結構普及しているようです。
ちなみにスマートフォンについては最近法律が変わったようで、 SSN を持っていない人は買えないそうです(2008年8月現在)。なんだか良く分かりません。

料金プランも少々複雑なようです。
ためしに読んでみたものの … 即座にギブアップ
考えてみれば、日本の携帯プランも何がなんだかですし、それが英語になってるわけですからなおさらです。携帯電話の複雑さは万国共通なのかもしれません。

そんな携帯行脚を続けた所、どうやらプリペイドフォンなら SSN がなくてもすぐ使えるみたい。とはいえ、それはそれで種類が多く、何が何やら検討もつきません。
どうしたもんかとネットをブラブラしていた最中にみつけたのが Virgin プリペイドフォンに関するこちらのブログ。

【日本まで35セントのプリペイド携帯をロサンジェルスで買ってみた。】
 http://mtl.recruit.co.jp/blog/2008/05/35.html

これですよこれ。こういう話を探してました。
購入からセットアップまでとても分かりやすく書かれていて大変参考になりました。ありがとうございます。インターネット様々です。
以下の記述は話の都合で一部重複する部分がありますが、その点についてはご容赦ください。

そんな訳で買ってきたのがこちらの写真。
エコじゃないプラッチックばりばりのパッケージ に入って Virgin store の棚にぶらさがっております。

DSCN3941.jpg 

今回購入したのは 本体価格 15ドルのタイプ。
安いだけにかなりチープな作りでオモチャの電話みたいです。実際、陳列の仕方もアレでしたから初めて見たときはオモチャかと思いました。あんまりチャチなので思わず上位機種が欲しくなったものの、そこはグッと我慢。
もちろんカメラはついてません。
それでも通話の他に、テキストメールや伝言用のボイスメールも使えますし、バイブレーション機能までついてます。電話としては充分以上です。

DSCN3942.jpg

パッケージの中には本体の他、取扱説明書、充電器なども入っています。当たり前とはいえ、きちんとものが揃っていたのにちょっと感心したりして。
プリペイドフォンは壊れやすいと言われていますが、一応京セラ製ですから、まあそれなりには保つでしょう。

本体の他、チャージ用の料金カードを購入。
総費用は 本体15ドル+カード20ドル+Tax で、合わせて40ドル弱。いい感じです。

先のブログにもあるように、購入後、使えるようにするためにはセットアップという操作をして、自分の電話番号を取得しなければいけません。ちょっと心配でしたが、思ったよりも簡単にできました。ありがとうございます。ためしに部屋の電話からかけてみたところ、無事開通。ネット様々です。

通話料金は1分あたりの通話料20セントで、長距離の場合は35ドルになります。

こちらの携帯電話は発信側だけでなく、受信側にも通話料金がかかります
また、かける地域によっては ロングディスタンスフィーという長距離通信料 が別途発生します。東西で時差が3時間弱あることを考えれば仕方ないのかもしれません。当然、国際電話は別に契約が必要ですし、国内でも距離によって金額が異なる場合もあるようです。ちょっとややこしい感じ。
これらの料金は電話会社によって異なり、契約によってかなり金額が変わります。

Virgin の良いところは 国際電話もロングディスタンスフィーに含まれること。例えばニューヨークから東京にかけても同じく1分35セントで通話できます。これはなかなか便利です。というか結構安いかも。
まあ、実際には国際電話は Skype で済ませられますから、携帯電話で通話することはないでしょうが、受信時のことを考えると安心します。


そうそう、ちょっと話がそれますが、日本を発つ際、国際電話をかける時のためにコーリングカードも作ってました。カードに書いてあるアクセス番号を経由すればかなり割安に国際通話ができます。僕が契約したものは通話単位で料金が発生するタイプ。つまり使わなければ料金はかからないというもの。
ちょっと気になったので携帯からこのコーリングカードの番号にアクセスして通話してみましたが、どうやらこの場合は適用されず、通常の35セント分の料金がかかってしまうようです。
むしろコーリングカードの料金もかかるので、割高でした
ムムッ。なにか理不尽です。まあ仕方ありません。
このコーリングカード、今ではまったく使いませんが、ネットが使えない時にはきっと重宝することでしょう。いや知らんけど。


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通話料金の追加にはチャージ用のカードが別途必要。こちらはその辺のお店でも売ってます。
カードといってもペラペラの紙片で、裏側にチャージ用の暗証番号が書いてあります。インターネットか携帯電話のネット回線から直接 Virgin のサイトにアクセスし、その番号を入力するとチャージ完了です。

面白いことに、アメリカではプリペイドフォンにも色々と料金プランがありまして、用途に応じて月額プランを選べます。日本でもそうなんでしょうか?
ともかく、通常はきっかりチャージ分しか話せません。つまり通常通話なら1ドル5分ですから、20ドルだと100分話せることになります。
ところが月額プランにすると、例えばひと月20ドルで200分通話ができる ようになるのです。へ~。
もっとも、このプランを維持するには毎月定額を自分でアップしなくてはいけませんし、超過分は再度チャージが必要ですからちょっとめんどくさい感じ。それでも金額によって通話分数も増やせますから、用途によっては通常の携帯電話よりもお得かもしれません。

ちなみに料金には90日間の有効期限があって、それを過ぎると電話が使えなくなります。
その際、残っている通話分も一緒に消えてしまう ので注意が必要です。
ただ、使えなくなった後ももう一度セットアップすれば新しい番号が支給されて使えるようになります。
つまり、帰国後に使わなくなり番号が消えてしまっても、再度アメリカに行く時に再セットアップすれば使える というわけです。もちろん、壊れてなければですが(笑。

実はこちらで紹介してもらった、日本人向けの携帯電話のエージェントもあったのですが、なんだかんだで初期費用もそれなりの金額になります。無料通話が数百分付き、さらに週末は国際電話も含めてかけ放題などなど、確かにプランとしてはお得なのですが、当然端末は買い取りで、アメリカでしか使えないことを考えると、僕のように半年程度の滞在ではちょっと割高な感じ。
ただ、初期費用は高いものの、月額35ドル程度ですから大学留学など長期滞在の場合はかなりリーズナブルだと思います。なかなか難しいものですね。

とまれ、なんだかんだとありましたが、一応無事に使えております。
ちょっと甲高い印象ですが、音質も想像以上に良く、充分聞き取れます。結構使える感じ。僕はさしあたり通常のチャージで始めてみました。買ってからひと月くらいですがギリギリ保つか保たないかというところ。今度は月額プランに変更するつもりです。

こちらでは防犯上の意味でも携帯電話を持っていた方が良いと、誰彼となく言われます。
それについては正直良く分かりません。旅行など短期滞在の場合など、あればあったで何かと便利なのは確かでしょう。国際ローミングで20~30分も話せばあっという間に4000~5000円かかることを考えると、お土産がてらためしてみるのも面白いかもしれません。いや知らんけど。


……ところで、さっきの電話はなんだったんでしょう?
結局かかってこないので、こちらからかけてみました。


僕 「さっきはゴメン。全然聞こえなくて。何か用?」

知人「? 用事って?」

僕 「いや、電話くれたでしょ?」

知人「電話? そっちに?」

僕 「確か1時間くらい前かな?」

知人「ああ、それなら多分間違えてかけちゃったんだ。
  じゃあね ♪」


ガチャン。








……なんじゃそら。





そんな感じ。




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Gifts From Enola


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当たり前なのかもしれませんが、こちらでも紫陽花が咲きます。
種類は異なるものの、ふと実家の額紫陽花を思い出しました。
当たり前に目にしていたものが、当たり前のように当たり前でない環境で目にするのは奇妙なものですね。
こちらではもう少し紫陽花を楽しめそうです。


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そんな今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょう。
先週最後の授業はメトロポリタン美術館に行きました。何ヶ月かに一度くらいでしょうか、こうしてクラスで出かけることがあるようです。
何人かでまわると色々と気付かされます。面白いようなそんなような、奇妙なものです。とりあえず、知識の精査は大切なことです。そんな感じです。
それはともかく。



唐突ですが、ライブハウスに行ってきました。
ホントに唐突なのですが、ことの起こりは数日前。インターネットでひいきにしているバンドのHPをいくつかサーフしていたところ、あるバンドのツアー情報が眼に止まりました。
そこに書かれていたのは8月1日金曜日にNYで行われるライブの日程。

バンドの名前は Gifts From Enola (以下GFE)。日本にいた時から知っていたインディーズ系のポストロックバンドです。
え~、ポストロックについての説明は長くなるので割愛させていただきます。

最近はネットでコンピレーションアルバムを拾ったり、myspace で曲を探すことが多いのですが、彼らもそうして知った中の一つでした。
ほんの数曲しか知りませんでしたが、とても気になっていたのです。

これは行かないわけには行きません。
何しろインディーズ系ですから、この機会を逃すといつ見れるか分かりません。
そんな訳で行ってきましたよ。ライブハウスに。

いやあ…………。
良かったです。すごく。

これでしばらく頑張れそうな気がします。
いや別に元気にやってますよ!
そういう感じの充実感といいますか。
いやあ良かった……。




などと感慨にばかり浸っているのも難ですからもう少し頑張ってみましょう。

まず今回行ったライブハウスは Fontana's Bar というところ。
正確に言えばライブハウスではなくて Bar なので、普通にお酒を飲んだりできます。
場所はロウアーマンハッタン。マンハッタンの南側、チャイナタウンの端の方に位置していて、地下にライブコンサートのための設備を持っています。
Bar の奥に入ると、地下のライブスペースにつながる扉があって、入り口の人に Cover Charge を払えばライブを見れるというわけです。

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少し早めに着いたので、チケットのことなどを店員に聞いてみます。
聞いてみますが、困ったことにどうにもさっぱり通じません。
「何言ってんだかさっぱり分かんないよ。」
と、つれないお返事。はっはっは。

仕方がないのでメモ帳に「ライブ見たいんだけどチケットはどうすれば良いの?」みたいなことを書いて差し出します。
面倒くさそうにそれを眺めた店員は、「それならあいつに聞いてくれ」と、何やら機材をもちこんでいる青年を指差しました。
その青年に同じようにメモを見せると、「ああ、こっちだよ」というようなことを言って、地下に案内してくれました。というよりついて行ったと言いますか。

地下のスペースにはまだ誰もおらず、ガラ~ンとしています。
改めて青年に聞き直すと、
「俺は演奏の方だからチケットのことはよく分からないんだ。ゴメン。」だそうで。

仕方がないので上に戻って、今度は別の店員、バーテンダーに聞いてみます。
こちらのバーテンダーは割合気さくな方のようで、GFE の演奏時間などを教えてくれました。
まだ随分時間があるので一度食事をしてから出直すことにして店を出ます。

話は変わりますが、面白いことに、相手によってこちらの言葉が通じる人とまるで通じない人がいたりします。
僕の発音やセンテンスが悪いのはもちろんなのですが、それにしても何度言っても通じない時はほとほと困ってしまいます。
ただ、それについてまるで心当たりがない訳でもありません。

センテンスが上手で割合流暢に話すクラスメートがいるのですが、おかしなことに何回聞いても僕はその人の発音がなかなか聞き取れないのです。
その度に聞き返して悪いなあと思っているのですが、聞かない訳にもいきませんから仕方がありません。
どうも出身国によって聞き取りにくいアクセントの癖があるようで、人によっては伝わりにくいことがあるようです。

僕自身、そんな経験があるものですから、何度話しても伝わらない時は筆談をします。
まあこれも相手によってはかなり抵抗があるようで困り者なのですが、そうかといってこれまた聞かない訳にもいきませんから仕方ありません。
大した用件でもないのですが、なかなかやっかいなもんですね(笑。


さて、そんなわけで、20時頃に戻ってきて Cover Charge の7ドルを払います。
支払いの際、目当てのバンドを聞かれたので、それしか見れないのかと訪ねてみると、「もちろん他のも見れるから大丈夫!」とニコニコしながら教えてくれます。良い人でした。
じゃあなんで聞くんだろう思ったものの、ふと彼の手元を見ると、バンドの名前を書いたリストがあって、それぞれの名前の欄にスタンプを押していました。もしかするとそのスタンプの数がバンドのギャラに反映されるのかもしれませんね。


この日は4つのバンドが出演。20時から始まって、それぞれの持ち時間は1時間です。
その1時間で装備の入れ替えとセッティングも行いますから実際の演奏時間は40分くらいのものでしょうか。
もちろんセッティングはバンドのメンバー自ら行います。ドラムやアンプも取り替えますから結構大変そうです。
その中でも、GFEは特に大変。アンプもでかいしエフェクターもたっぷり。サンプリングとエフェクト用のPCに周辺設備などなど。通常のバンドよりも機材の量がかなり多くなります。おまけに某か演出用の照明機材等も持ち込んでいるようでしたから尚更でしょう。よくやるなあ。
それでも皆慣れたもので、準備を手際よくこなしていました。偉いもんです。

編成はギターが2人に、ベースとドラム。ベーシストはサンプリングとエフェクトも担当していて、演奏中に何度かラップトップをいじってました。
間奏部分などで演奏中にサンプリングした音をグニャグニャいじくる場面があったのですが、その時はみんな一斉にしゃがんで足下のエフェクターをグニグニいじりだします。
そうそう、1曲突然メインギターがドラムに参加してドコドコ2人で叩きだして面白かったです。結構マルチプレーヤーも多いみたい。
要するにみんな音楽オタクです。そんな感じの音楽です。

ボーカルは無し。いかにもな感じのインストルメンタルバンド。
舞台上にはその他に、エンジニアらしきメンバーが一人。聞いてくるのを忘れてましたが、多分照明と演奏中の音響調整をやってるんだと思います。

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今回彼らは3番手。
何杯かビールを飲みながら、待ちに待った登場です。もちろん、セッティング中にステージ間近にがっつり陣取ります。
準備も済んで室内が暗転すると、舞台上の照明がフラッシュし始めて演奏が始まりました。


もうなんというか、あっという間にやられてしまいました。
メインのギターとベース、ドラムがまくしたてる轟音の中を、残った1本のギターがウネウネと奏でる旋律がたまりません。
演奏していたのはこちらのとおり。曲順はあやふやですが、確かこんな感じ。

The Sun's Condolences
Early Morning Ambulance
City Lights Scraped The Sky
We Watched Them Lose Our Minds
Screaming At Anything That Moved
Dask Swallow Dawn

どれもかなりアレンジが変わっていましたが、ものすごくカッコイイ。
正直細かい蘊蓄はどうでもよくなってしまいます。ただただ音の洪水に身を任せて聞き入るばかりです。
City Lights Scraped The Sky では泣きのギターに泣けてきます。ああカッコイイ。
ラストの Dask Swallow Dawn が終わった時には、思わず 「Bravo!!」 と叫んでしまいました(笑。

帰り際、今まで欲しくても手に入らなかったファーストアルバムのCDをようやく手に入れました。他のバンドとのカップリングアルバムでしたが、セカンドも出ていたので合わせて購入。それでも全部で20ドル。
日本で買うと倍くらいしますし、まずお店では手に入らないし見つかりません。
いいなあ、アメリカは…。

売り子の方に「日本から来て英語の勉強してるんだけど、日本にいる頃からこのバンドは知っていたから見に来たんだ」というようなことを片言で伝えたところ、置いてあったステッカーを差し出して、是非こちらのアドレスにアクセスしてメールしてほしいとのこと。
はっきり聞き取れませんでしたが、どうやら先だって日本ツアーか何かがあったらしく(それともこれから行くのかも?)、日本ではインストルメンタルも人気があるからうれしい。みたいなことを言っていました。多分(笑。

考えてみれば、Giftd From Enola 、つまり「エノラからの贈り物」という名前からして、何か日本を意識しないでいられません。エノラとは、どうやらエノラ・ゲイ のことのようですから、日本人としては複雑な心境になります。
けれども、彼らの曲を聴けば、ただのインパクトや思いつきだけで選んだのだとは思えません。何かしら、その名前に対する考えがあるように思います。そして、日本についても何か感じるところがあるのかもしれません。そんなことを考えました。

いずれにしろ、こういうのってうれしいですね。なんだか。

実はこの日、僕の他に動向してくださった方がいたのですが、その方はポストロック自体も知りませんでした。
いえ、もともと飲みにゆく予定だったのを、後からこのライブのことを知って場所を変更してもらったのです。いやホントすいませんでした。
それでも感想を聞いてみると、なかなか楽しめたようです。
確かにものすごい音なのだけれどバランスがとれていて聴きやすかったと。むしろ他のバンドより良かったかも、とのこと。
ひとまず楽しんでいただけたようですから何よりでした。
もちろん僕も充分以上に堪能させていただきましたよ。はい。
これで7ドルですから、ちょっと悪いかなと思うくらいにとても充実した時間でした。

Fontana's Bar は雰囲気も良いのでおすすめです。
演奏するバンドにもよるのかもしれませんが、よくありがちな鉄鋲の入ったヤバい感じの人はいませんでした。
この日の客層を見た限りでは普通に音楽好きな方が集まっている様子で割と安心して飲める感じ。立地的に店の周辺がごちゃごちゃしていて取っ付きにくいかもしれませんが、なかなか落ち着ける良い場所です。一応 Bouncer もいるので安心といえば安心。日によって演奏がない時もあるので、行く場合はサイトで予定をチェクしましょう。大抵7~10ドル程度のようです。ビールも5~7ドルと割合安いですから飲むだけでも良いかも。
僕もまた何かあったら行くかもしれません。

今回の滞在では、美術館の他、こうした音楽関係もなるべく足を運びたいと思っています。いえ、ホントに何しろ滅多に日本に来ないようなものばかりなもので。時間があればシカゴにも是非行ってみたいのですがどうなりますか。ともかく、マメにバンドのサイトをチェックする毎日です。
実は目当てのツアーがもう一つあるのですがそれはまた別の機会に。


そんな感じ。



Home > 2008年08月


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