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2009年11月

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still in November, it's a last day today though.


DSCN9871.jpg



今日が最後だけれど、まだ11月だった。
ひと月が3ヶ月くらいに感じた。
所沢展がもうずっと昔のことのよう。

冒険はようやくひとくぎりついたので画廊をいくつか。
かねこアートが引っ越したのを忘れていた。
あのビルは取り壊しだそうだ。もったいない。

足がくたびれたけれどとりあえず、こっちのバーガーキングはあっちよりずいぶんおいしい。
日本は不思議の国かもしれない。

そんなわけで今度は旗のことがやってくるから今のうちにやらないとゆけないのです。
これもふくめていくつか描きかけてるのがどうも。さて。


after that


DSCN9870.jpg


こんな感じで参加してきました。
あまったポストカードは自分で使うつもりなので前に撮った写真ばかり。
だからあまり売り上げにはこだわらず。

まったりして会場の様子を撮るのを忘れていた。
たまにはこういうのもいいかもしらん。
次は作品を使って作ってみよう。

久しぶりに話した英語はメロメロ。
びっくりした。忘れてるなあ。

リエコさん、お疲れさまでした。
また今度。


no error in my memory





近所のスーパーで会計を済まして袋の中にまとめる。
となりの飲食スペースで、歳の頃70くらいの男性が、額に何か細長い青いシールを貼ったまま、モグモグと口元を動かしながら、ジュースのおまけを開けている。
中から出て来たのはクリスマスの飾りだろうか。
銀色に煌めく星形をしたアクセサリーで、男性はモグモグしながらしげしげと眺めている。
そのようすをボンヤリ眺めていると、こちらを向いたその男性が、「どうだいきれいだろう?」とでもいうようにパクパクと口を動かす。
その男性の方を向いて、笑顔を作ってみる。
うまく笑えたろうか。
そしてその男性は、どこに飾るのが一番すてきか探るように、自分の体のあちこちにその星をあててみる。
ず~っとそうしている。


何度もメーカーサイドが改善用に部品交換をして、結局リコールになった自動洗濯乾燥機を最新機種に交換しますと電話が入る。
けれども新しいのは今の部屋の間取りでは使い勝手が悪いかもしれない。
その場合の買い取り額は現在の、同等機種の他メーカーの相場にはほど遠い。
壊れたわけでなし、買い替える必要も感じない。
むしろ今のは使い勝手も随分良いし気に入って選んだ機械だからずっと使いたいけれど、それで燃えあがるかもしれなくて危ないというのなら、一体どうすりゃ良いのかねと、電話をかけて来た女の子に訊ねる。訊ねても仕方ない。
ひとまずは現状の点検に来て、その時に相談するというけれど、此方にも彼方にも理不尽な話。
いっそ燃え上がってしまったら、すべて補償いたします。
そんな姿勢の方がありがたい。
けれどもそうか、それで焼け死んでしまったら、まるで取り返しがつかないか。

これを設計した技術者は、こんなハズじゃ無かったと、さぞかし苦しんでいることだろう。
ご愁傷様。
ごめんね。でも仕方ないんだ。



いや、そんなことはどうでも良いんです。
今日はなんだか今ひとつ進まない。なんだろう。

そんなことよりももう週末で、延期になったフリマがもう明日なのです。
というか明日になりました。むしろ早い方が良いです。
横浜は馬車道駅の地下道で行われるフリーマーケットに参加します。
リエコさんとそのお友達のデザイナーの女の子だそうです。
おっちゃん参加しても良いのだろうか。まあいいや。

図録の在庫と先週作ったポストカードを出します。
いくらかはけるとありがたいけれど。

せっかくなので店番がてら遊びがてら、終日描いてる予定です。
彼女達とセッションできれば尚良いですが、良く分かりません。
適当に。いい感じで。


お時間ございましたらぜひ。










information / Kolors 蛭澤敬・菊地恵2人展


img007.jpg



平面の蛭澤敬さんと革作品の菊地恵さんの2人
にわかに忙しいばかりの今週は、すっかり予定が埋まってしまってうかがえない。
だからかわりに毎度おなじみにつたなくも、論評めいたことを書いてみよう。
というのも、この2人の作品を前にすると表現と才能ということを考えずにはいられないから。

蛭澤さんと菊地さんにはじめてお会いしたのは昨年の初個の頃。
もうずっと昔のように感じる。
ともかく、それから示を見させていただく機会をいくつか持ったのだけれども、どちらもとても興味深い作品を作っている。



蛭澤さんの作品は油彩で、主にペインティングナイフで絵具を盛り、ひっかくように、切り刻むように描いている。
支持体にはガラスやアクリルなどの透明な素材が多い。
そのためだろうか。
ダイナミックで少し荒々しいタッチと、グレイッシュな、比較的暗い色調であるにもかかわらず、実際に目の前にする作品はとても繊細でみずみずしい。

面白いのはこの透明感あふれる画面が、描いた面の裏側だということ。
アニメーションのセル画のように、裏側から描いて顕われた画面なのだ。
だから描いている最中は、どうなっているのかさっぱりわからないそうだ。
出来上がったらそのようになっていると笑う。

そのことについて訊ねてみる。

「適当にやっているだけですよ」


DSCN9868.jpg



驚くべきことは、こんなにも鮮烈で若々しく、澄みきった色調の作品を、定年退職後、まったくの独学で60代から作り上げたこと。
雲母のようにうすく透明な皮膜を幾重にも重ね合わせたようなみずみずしさと清々しさは、まったく年齢を感じさせない、斬新な生命感にあふれている。
そしてその澄明な色彩の奥行きについ見とれて、動けなくなる。
どうしてこれを言葉にあらわせるだろう。

作品の数も膨大で、ほんの数年の間にその数は数百枚に及んでいる。
物静かな人柄からは想像もつかない。

「元々売るようなものでないから」

そう言って、どれも数千円程度に抑えたまま、決して値段をあげない。
「大したものじゃないです」
蛭澤さんはほほえみながら静かに話す。

まったく、敵わないなあと思う。



菊地さんは大変明るく元気な方で、自分のことを工作人と呼ぶ。
自分は「作家」なんていう大層な者でもないからと笑う。
ところがそんな彼女が作る鞄やブックカバーなどの革作品は強い作家性を孕んでいる。

さまざまな革の切れ端を、革縫製用ミシンの「線」で縦横に、描き上げるように奔放に縫い上げるその表面は、一見無骨でありながら、不思議なあたたかさと息づかいを持っている。

「まるで人の皮膚のよう」
そのように言われることがよくあるそうだ。

革という素材のせいもあるだろう。
けれどもその皮膚感は、一般的な感覚からは少し離れているように思う。

皮革製品に触れる時、ある種のエロティシズムを連想する。
皮革とは死者の体に他ならない。死者の肉体の一部を、尚も生きている自分が身にまとうという感覚。かつて生きていた者達の肉体をまとう感触。
ほどよく冷えた、冷たすぎないその感触は生々しくありながら、すぐそばにある息のとまるような、凍りつくような死をかいま見るスリルと愉悦がある。
生者が死者に包まれる、生きながらに死に至るその感覚のなんと官能的なことか。

ところが、菊地さんの革に実際に触れると、そうした官能性が希薄なように思う。
むしろそうした愉悦を拒むというか、より生々しい人間臭さと生命感がある。
死者の衣というよりも、友人のように、生きてすぐ傍に寄り添うような息づかいがある。
まるで縦横に縫い上げる糸の線が、死者の魂を繋ぎ合わせ、新たな命として再生するような、不思議な明るさと生命力がある。
特に最近の作品はより洗練された姿となって、明るい色彩のものも多くなってきた。


DSCN9869.jpg


奔放で力強く縫い合わされた皮革の表面は、重々しく頑強で、無骨な印象がある。
ところが、一見無骨なその革に触れると、その感触は大変やわらかく、やさしく、あたたかい。その印象の差と、触れた瞬間に顕われる繊細さにハッとさせられる。
ふと、奔放に見えるその線がどこか痛々しく、縫い合わせることで自身をつなぎ止めているような、そんな感覚にとらわれる。
けれども、いつのまにかそのやわらかい感触がするりと心に入ってきて、不思議な安心感とやさしい気持ちに満たされる。

どうしてこういう風に縫うのか。よく聞かれるそうだ。
そうした問いに菊地さんは笑いながら答える。

「知らない。こうなっちゃう(笑」

まったく、敵わない(笑。




2人とも同じように答える。
求めるままに辿り着いた形だと。理由なんて説明できないと。

どちらもそれぞれ、様々な経験を経て、そうしてここにある。
その経験が彼らをそのように導いている。
彼らの作品はそうした時間のあらわれなのだろう。


ある人が言う。
「個人的な心情や経験を出されても仕方が無い」


たしかに、それは表現とは少し異なるのかもしれない。
けれどもその作品の、言葉にならない様子とその姿に触れる時、どうしてこんなにも力強く、そしてやわらかく、あたたかく、清々しくも心が満たされるのか。

もしもそうした個人的な経験が、時間とともに磨きあげられ、ある種の結晶としてあらわれるなら、それは単なるパーソナルな感覚とは別の印象を見せてくれるのではなかろうか。

2人の作品を見ているとそう思う。


だから、まったく敵わないなあと、うれしくなる。



よろしければぜひ。



_____________

Kolors ~カラーズ~ vol.2
蛭澤敬菊地恵2人

会場 ギャラリー絵画教室たかまつ
   杉並区西荻窪3-7-3
会期 11月29日(日)まで
    12時~19時(最終日17時まで)

ギャラリー絵画教室たかまつ
http://www.gallery-takamatsu.com/

_____________



wanna go to anywhere





赤字修正中。
ああうらやましい。
とてつもなくツーリングに行きたくなってムズムズするので排気。
さあ続きをやろう。



kuru-kuru





少々いそがしくなってまいりました。
自転車に乗ってくるくる回っております。



from a big forest in TOKYO #19


fromabigforestinTOKYO019.jpg

Tori-no-Ichi at Hanazono Shrine in Shinjuku, Tokyo






Shut Down



はっはっは。
そうか、そんなに経っていたのか。
じゃあ仕方ないや。



今日はもうおしまい。
大体できていたし、つづきはまあ、また明日。

に、しよう。



おやすみなさい。







like a chameleon


DSCN4891.jpg



個性的になろうとあれこれ装飾を加えてゆくと、不思議と平凡になる。
装飾を削ってゆくと、残っている単純でありふれた姿が個性的になる。
気がする。

残されてあらわれたものこそが、本当にのぞんでいることだから。
なのだろか。

いっぽう、欲しいものが決まっていて、それをがむしゃらに集めてぎゅうぎゅう詰め込むと、それも力になる。
そういう道もある。

いろいろ。



こころはカメレオン。
けれどもきもちのその色は、たぶんひとつ。

だといいよね。




住田大輔展


img005.jpg


うまい言葉がみつからない。
ただ、この頃ふと思うことがある。
「やさしさ」と「残酷さ」は同じ、とは言わないけれど、とても近い種類の感情なのではなかろうか。



東京オペラシティーアートギャラリー4Fスペース、コリドールで紹介されている住田大輔の油彩画。

「In a safe place #2」には森の中で並んで座った2人の少女が微笑みながら座っている。
なにをしているかといえば、仲良く蝶の羽をむしっている。


住田大輔の作品はとてもやさしくて残酷だ。

だからとても残酷でやさしい。


「untittle」と名づけられたアクリルガッシュの作品が何点かある。
その内の2つ。習作のようだ。
少女が包帯を巻かれた子羊を抱いている。
その子の表情は「ひどい!」と、怒っているような、泣いているような、そんな顔をしている。
色調もやや厚く、くらい。
子羊をぎゅっと抱きしめている。
子羊の傷の痛みをぎゅっと抱き抱えている。
思い詰めてふてくされてる。
そのくせその子はどこか無邪気だ。


「shut myself in」という油彩のタブローがある。
掲出した案内ハガキの図版。
同じようにひとりの少女が子羊を抱いている。

その子になにがあったのだろう。
どこか哀しそうだけれど表情は穏やかで、その腕は傷ついた子羊を包みこむようなやさしさがある。

けれどもそのやさしさは砂糖菓子のようにベタつかない。
さわやかな明るい水色のワンピースがすがすがしい。

作品全体がガラスのように透明で凛としている。


少女に何があったのだろう。
彼に何があったのだろう。


ほんの数点の小さな展示。
残酷でやさしい展示。


良いと思う。




よろしければぜひ。




_____________

住田大輔展
会 場 東京オペラシティーアートギャラリー4F コリドール
開催日 12月27日(日)まで
    11時~19時
入場料 一般 1,000円

東京オペラシティーアートギャラリー
http://www.operacity.jp/

※同オペラシティ内にあるICCギャラリーのチケットの半券を提示すれば団体料金で観覧可。

_____________





ヴェルナー・パントン展


img004.jpg



今日は天候もすぐれないので参加を延期です。
気温もずいぶん下がったから、かえって良かったかもしれません。
今朝は寝坊してしまったし。
面目ない…… 。

というわけで、次回は12月5日(土)は横浜でのフリマとなりそうです。
リエコさん、お手数をおかけしました。
今度は晴れて、いくらかあたたかいと良いのですが。
後日あらためて。
なにより寝坊しませんように。


さてどうしようかと思案。
せっかくなので久しぶりに東京オペラシティアートギャラリーへ。

先端的な現代アート・デザインの企画が多いにもかかわらず、どこかやわらかい手触りを感じる美術館。訪ねた後は不思議とすがすがしい気分になるのはなぜだろう。
相性が良いのだろうか。
今都内で一番気に入っている美術館。


そしてヴェルナー・パントン展。
2000年から世界各地をまわった巡回展の日本版とのこと。
恥ずかしながら初めて名前を知ったのですが、いわゆる パントンチェア を代表とした、20世紀で非常に重要なデンマーク出身のプロダクト・空間・建築デザイナー。
というと少し敷居が高いように感じますが、ユニークなデザインと明るくカラフルな色使いがとても楽しい展示。
おすすめ。

なかでも一番楽しかったのは掲出したチラシにもある ファンタジー・ランドスケープ。
もともとは1970年の家具見本市に出品された、洞窟のような居住空間を提案したインスタレーション。
中に入るととてもカラフルで、すべての面がスポンジ上のやわらかい素材で覆われています。抑えめの明かりの中でなだらかな突起に身体をあずけるととても心地よい。
職員の方にうかがったところ、今回展示しているのは巡回企画にあわせて2000年に再制作されたものだとか。

特に子どもが苦手でなければ休日の観覧がおすすめ。
子ども達があちこちに飛び出した突起部分をジャングルジムのように上り下りして大喜びしています。
気持ちはすごく良くわかる :)
家族連れでも十分楽しめると思います。
全面スポンジとはいえ、少し薄暗く、凹凸もあるので足下にだけは気をつけて。

もうひとつ印象的だったのは、館内で上映されていたインタビュー映像。
インタビュアーの率直な質問に少し困っていたようだけれどとても印象的だった。
パントンは言う。



完成した作品に満足したことはありません。
メーカーやデザイナーが感じるのは、完成した作品を一瞬「良い」と感じること。
ただ、自分の作品が議論になることだけを望みます。

~中略~

大切なのは”途上であること”。
やってみるということ。新しい実験をおこなうということ。
それは”悪意のない無関心”よりも重要です。




ははは。
泣きそうになったよ。



よろしければぜひ。



_____________

ヴェルナー・パントン展
会 場 東京オペラシティーアートギャラリー
開催日 12月27日(日)まで
    11時~19時
入場料 一般 1,000円

東京オペラシティーアートギャラリー
http://www.operacity.jp/

※同オペラシティ内にあるICCギャラリーのチケットの半券を提示すれば団体料金で観覧可。

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anyway


今日のフリマは延期になりました。残念。
予定が決まったらあらためて。

ひとまずのお知らせまで。



information / 中野坂上パオフリーマーケット


DSCN9847.jpg


午前中は部屋の片付けのつづき。
昔作ったチラシなどの印刷物や、客先用に作成したレジュメや作業手順などの資料がぞろぞろ出てきてつい読み返してしまう。
いろいろやったなあ。
どういうわけか社内サーバの運用改善や、作業原価集計用のデータベースまで作った。
なぜだ。
もうほとんど忘れてしまったよ。


午後からはようやく明日の準備。
先日のプラットフォームの3人展にも出品していたリエコさんからのお誘いで、明日、中野坂上のフリーマーケットに参加します。
こちらのフリマではアート系のコーナーがあるそうで、そちらに出店するリエコさんのところに加えていただきます。恐縮です。

リエコさんはポストカードなどを出すそうです。作品もあるのかな?

こちらは先日所沢でも販売した図録の在庫を出します。
小さい方はまだこんなに残っている。
ついでに以前撮りためた写真でポストカードも作ってみた。
1点1枚でたくさん作ってみる。あまったら自分で使おう。

お近くの方はどうぞ。

_____________

中野坂上パオフリーマーケット

東京都中野区本町2-46-1
開催日 11月22日(日)
    10時~16時

中野坂上パオHP
http://www31.ocn.ne.jp/~recycler/kaijyou_data/pao.html

_____________


明日は雨のようですが、会場は屋内のようです。
そんなわけで銀座ではなくこちらのブースで描いているかもしれません。
そのあたりは成り行きで。




just ought to show it, if someone has been found it.


DSCN9843.jpg


いくつか出す。
戻るものは延びて来週。

新宿からトンボがえりして話す。
謝ること。
認めること。
感謝すること。

見えないなにかを見いだしてくれたのであれば、できることでできる限り応えればよい。
そうありたい。と思った。


今週末は3連休なのに気づいた。
日曜日は天気も優れず、気温も下がるそうだ。
銀座のかわりに、中野に居るやも分かりません。
天候しだい。

延びた分、とりあえず明日はその準備をしよう。
それについてはまた明日。






even though it's rainy today.


DSCN9842.jpg


ひとつはまとまったけれど、もうひとつがもうひとつぱっとしないのです。
なにかおもしろくない。
プリントで納品だから、抜くと文字がつぶれてしまうしな。
さて、どうしようか。

今日も冷えるなあ。
そういえばぼちぼち年賀状も用意しないといけない。
さて。



kiri kane



截金というのはこれがなかなか大変な技法だということが少し分かってきた。




unter null

stir







stir! stir! stir! stir! stir! stir! stir! stir! stir !!!!!!!!!!!!!!!!!

stir and after wish to be everything indistinguishable.


from a big forest in TOKYO #18


fromabigforestinTOKYO18.jpg

at Chu-o st. in Ginza, Tokyo

information / 小さいイーダちゃんの花


tanakakiyo0911.jpg


いけない。もう今週までではありませんか。
絵本作家で銅版画家の田中清代さんの個展が、銀座ギャラリー福山で行われています。
アンデルセン童話を主題にした、ここ数年恒例の展示で、毎年楽しみにしています。

田中さんの作品は、と、自分が述べるのは大変おこがましくあるのですが、年を追うごとに作品が持つ存在の強さが増してゆくように思います。
とても親しみやすく、ユーモアあふれる絵柄と構図の中にどっしりと、静かにたたずむような気配があって、けれどもそれがやわらく心地よく、ついつい見とれてしまう。

不思議なもので、田中さんのこの展示を訪ねると、どうしたものか必ずひとつ欲しくなる作品があります。なかなか手頃な値段であるのがいっそう悩ましい :)
今はむずかしいけれど、落ち着いた頃にまだエディションが残っていれば、以前気になったものも含めてお願いしたいところです。

展示は今週の土曜日まで。
よろしければぜひ。


_____________

田中清代銅版画展 ~小さいイーダちゃんの花~

ギャラリー福山
東京都中央区銀座1-23-4 明松ビル303
会期 11月9日(月)~21日(土)
   12:30~19:00(最終日は17:00まで)

田中清代HP
オイカカナットの地下室 http://www.oyikakanat.com/

_____________





made mistakes


091115.jpg



いかん。いかん。
今日は午後から銀座は中央通りで路上ドローイング。
といっても、通りにあるテーブルで描くだけだったけれど。
ところが携帯電話を家に忘れた上に、勘違いから場所も間違えてしまった。
行き違いになり大変申し訳ありません。

別の場所でやっておりました。
ご心配をおかけしました。

こちらは上の図版のような案配で描きつつも、今日は様子見のような感じでした。
もう少し色々やってみたい。
とりあえず、来週も天気がよければやります。
今度は正しい四丁目で。

中野は午前中か。
成り行きで。






Wax or the Discovery of Television Among the Bees





作った書類は結局FAXでは送れなかったのでメール。
Open Office はとても便利。
今度データベースもファイルメーカーから移してみよう。

ママゴトのような事務仕事をしながら、BGMがわりに ” Wax or the Discovery of Television Among the Bees / WAX 蜜蜂テレビの発見 ” をWEB版で聴く。

当時つきあっていた人と一緒に渋谷で見た映画。
今考えると、随分変わった子だった。
彼女からたくさんのことをもらった。
とても感謝している。

だからというわけでもないけれど、時々無性に見たくなる。
DVDも出ているらしいが、WAXWEBというデイヴィッド・ブレア監督のサイトでも視聴できる。WAXWEBでは日本語版も配信している。
淡々とつづくナレーションはちょっと麻薬的。

WAXWEB
http://www2.iath.virginia.edu/wax/

日付も変わった。
今日は天気が回復するようだ。良かった。
そんなわけで、午後に銀座の路上でちょっと描いてみます。

さて。




unexplained


ともかく、高校生くらいの少女が少年と話している。
話しながら薄暗い、公共トイレのような白いタイル張りの地下室があらわれる。

部屋の分厚い壁の向こうには、大きな貯水槽がある。
先の見通せぬほど冥い水の中を、埃のような、虫のような、白いものが漂っている。
困ったことに、その巨大な貯水槽にはいくつか死体も漂っていて、その水を飲んでいるのかもしれないと考える。
ひとつ目についた死体を確かめると、それは学生服を着た、その少年のものだった。

少し離れたところにもうひとつ、ぼんやりと白い影がある。
視るとそれは制服を着た、その少女のものだった。

そうだ、思いだしたろう。俺たちは死んでいて、ここで出会ったんだ。

そうだ、思い出した。わたしは死んでしまって、ここで会ったんだわ。

青白くふやけて、崩れ始めているふたつの身体がゆっくりと近づいて。
ゆっくりとそのまま交差し、ふたつの身体は回転しながら漂っている。

なにもきこえない。



気持ちのいい日差しの中、石造りの橋の上にいて、橋の下を流れる川をボンヤリながめている。
その少年と、その少女を待っている。

おそいな、まだ戻ってこない。

後ろを通りすぎる男が、連れと話していた。

死体をさがすんならここで待っていりゃあ、自然とそこから流れてくる。
それを運べば、いい金になるだろ?


そうだ、三人でそれを運んで、ひと稼ぎしなけりゃいけないんだ。
おそいな、何をしてるんだろう。


橋のそばにある階段から、川辺の芝生に降りる。
どちらかといえば、用水路。

そこから次第に、灰褐色の死体が、ひとつ、ふたつ、と、ポツリポツリ流れてくる。

それを眺めている様子を、遠くから眺めている。


しかたなく、階段をまた上がり、そこらを歩く。
昭和記念公園のような、広い芝生の横を歩いている。

ポツリポツリ、何人かかたまって、陽の光を楽しんだり、何か話している。


歩いていくと勾配になって、丘の上に出た。
ちょうど、友人と紀伊半島で見たような海が、さえぎるものも無く遠くまで広がっている。
あの時よりもいっそうやわらかい、かすむような陽射しに、水面がきらめいている。
斜面はなだらかな、こんもりとした丘がいくつもかさなっていて、あたたかい芝生の色が心地いい。

いくつか造成がはじまっている。
ふたつ、みっつ、掘り返された地面に、もう基礎ができあがっている。

ああ、もったいない。もうすぐさえぎられてしまうのか。

でも、と思う。

ここに住んで、このながめをひとりじめできるのは悪くないな。

そばに予定図がある。
お菓子の家のように甘ったるい意匠の家になるそうだ。
変えられないらしい。

これはちょっと。

丘をくだり始めると、土地のひとつから、軽のワンボックスが出ようとしている。
中にはがたいの良い男達が、窮屈そうにつまっている。
今日の仕事が終わったのだろう。

追い越した軽のワンボックスが、やわらかい土があらわになったでこぼこの道を下ってゆく。
でも大丈夫。
車には高さのあるサスペンションがついていて、四つの車輪が生き物のようにうごめいて、ゆっくりとはいえ、難なく悪路をこなしてゆく。

まるで歩いて階段でもおりるみたいね。

ラジオから女の声がする。
聞き覚えがある。著名人。

そのまま目の前に広がる景色をながめながらインタビューをしている。

それでも途中で棄権したのは、ひさしぶりの出場で、張り切ってしまったのかな?
天候も良いし。

女が答える。

前回のマラソンでは完走していたし、今回45km地点で棄権したのは、調整不足なのだと思います。

話題は彼女の日常生活に。

普段はご主人とどうして話しているのですか?

日本語で話します。彼の日本語はとても上手で、それで済んでしまうんです。
照れくさそうに答える。

ご主人の言葉では話さない?

そう、タガログ語も話せるようになりたいんです。もっと勉強しないと :)



あばら屋の中で背の低い影が三人集まっている。
赤と緑と紫色をして、背中には甲羅。くちばしのような口をしている。
そのくせ瞳はずいぶん人間臭い。
河童だ。

各々、今まで気づかなかったけれど、どうやら自分たちは河童らしい、と話している。

なるほど、紫のはどちらかといえば人の顔に似て、こういう顔の男もどこかにいるだろうと思わせる。
とはいえ、赤いのと緑のは、くちばしもはっきりしているし、どう見てもそうだろう。
そう思う。

けれどもまわりは今までそうと思わなかったようなんだ。
赤いのが言う。

そうなんだよ。
自分も同意する。

他にも自分たちと同じような河童がいるんだろうか。

私たち三人が扉を振り返ると、閉じられた扉のおもてから、誰かが近づいてくる。
青色をした訪問者が言う。仲間にならないか。

自分たちはヨヨヨヨーデルをコーラスしています。仲間もすでに八人集まっています。
ヨヨヨ、ヨーデルを歌います。あなた方はどうですか。

言葉が文字になってあらわれる。

私たちは同じような河童がいることに驚き、興味をもったけれど、すでに向こうの人数はずいぶん多く、大丈夫だろうかと訝る。

今は様子を見よう。


ちかくの百貨店にでかける。
随分にぎやかだ。繁盛している。
私たちはまわりの人々の姿と何ら変わりない。

いつの間にか一人いなくなっている。
さて、どこに行ったんだろう。

あたりがガヤガヤとしている。
聞くと、彼が三人いて、どれも同じく彼なのだ。
何のことだろう。

男が三人、売り場の中を歩いてくる。
彼だ。
三人とも同じ顔をした、同じ背格好で、薄い灰色に赤い模様のついたセーターを着て、近づいてくる。

私たちは訝るが、不思議と彼は気づかないまま、売り場の商品を物色している。
三人の彼が、三人とも同じように、各々好みの服を選んでいる。

すぐ目の前にいるはずなのに、彼らは自分のとなりに彼がいることを、お互い気づいていないのだ。

おかしいじゃないか。見えていないのか。

いいや、なにもおかしいことはない。
隣にいた見知らぬ人が返事をした。

見ていなよ。


言われて見ていると、彼の右隣にいた彼の姿が次第に変わっていって、変わっていった姿になった彼は別人の姿のまま、すぐ目の前の隣で灰色の暖かそうなジャケットを選んでいる彼に向かって私は彼に話しかけて、彼と一緒に服を選びながらそのまま隣の彼の向こうの彼を見ると、彼もまた別の姿で服を選びながら誰かと話しながら、その隣の人の背中からなにか筋のようなひとかたまりの影がとけこむように素早くその人にはいりこみ、おなじような光景がそこかしこの人々にくりかえされて、各々からその影がめまぐるしく出入りするのとおなじように、私もまたそこから離れてめまぐるしくほかの身体をわたりながら、早回しのように目の前の景色がうつりかわりながら、それでもおなじ売り場を渡り歩いているだけなのだと気づきながら、ちょうど幼稚園児くらいの子どもたちが水色の登校する姿で一列にならんだ売り場の棚のそばを歩いてゆきながら人々の足下でペチャクチャとキャーキャーと声を張り上げて笑う騒ぎの中で私は隣の子と同じようにケタケタ笑いながらふと、




ああ、大人に戻りたい。




と思った途端にまたすりぬけて。






しっとりとした真っ暗闇の中に吸い込まれながら目が覚めた。



変なの。




Tadeusz Kantor





終わった :)
午前中に納めて銀座。
戻しと会食。
移動後別件のお話。ごく近所。
どちらもそれはずーっと先。かまわじ。


と、雑談。
まさか タデウシュ・カントル の話題がでるとは思わなかった。
共感する人は初めて。
15年ぶりの巡りあわせか。
あのとき誰かに貸した図録はどこに行ったろう。
買い直したい。

明日は出かける。まだ雨のよう。
この前乾かずに干したままのマット。
日曜日は天気が良くなるとよい。





Can I do it well ?


20091112.jpg


ひさしぶりの組版。
考えてみるとちょうど2年ぶり。
さて、うまくできるかな?


the fall of the Wall


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昨日はベルリンの壁が壊れて20周年だったそうなので遅ればせながら向こうの語学学校で知り合った東ドイツ出身の友人に20周年おめでとうとメールした。

彼は授業中に突然東西ドイツ統一と壁の崩壊をどう思うかと聞いて来た。
どこかの国のように喧嘩腰でなく純粋な興味と好奇心だったろう。
心根の良い気持ちのいい人だった。

あの時うまく答えられなかったから、もしも壁が壊れなかったらあのとき君とは出会えなかったろうね、それで良いじゃん :) みたいなニュアンスの文章を書いといた。

だからおめでとう。
それで良いじゃん。


帰国後しばらくして彼は twins、双子を授かったそうだ。
以前にもらったメール。

なにかうれしかった。






got a new one...


sketch.jpg


フォントの問題は解決。
プリンタは修理に出した。

明日動き始めることがいくつか。
間が悪いのは毎度のこと。

新しいプリンタを入れた。
複合機。

試しに向こうでやったスケッチをスキャン。
FAXが使えるようになった。
コピーもとれる。
便利。


なんだけど。
ね~ : )





put a room into order


DSCN9805.jpg


先月からこちら、ご覧の有様。
少しかたづけて、今はいくらかマシになった。
物置が欲しい。

読みこまないフォントがある。困った。
プリンタが戻ってくるまで一週間。
どうしようか考える。


from a big forest in TOKYO #17

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Home > 2009年11月


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